EX-PDCA
EX-PDCA
さて、これまでの講義を受け。貴方は成長マインドへ足を踏み込み。サイトやブログ構築からSNSで自分を売り込む知識を手に入れました。次は、如何にして自分が目標とする地点にまで到達するかです。目標を現実化する手法としては下図のPDCAが有名です。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(調査)、Action(改善)を指し。まず、計画を作成し。実行。そして計画と実行の差異を調べ。差異を埋め合わせる改善案を構築し。目的が達成するまでP→D→C→Aを回し続けることを言います。……では、このPDCAを知れば誰でも回せるのかと言うと、実際に回せるのは、ほんの僅かな人だけです
仕組みが難しいのではなく、継続が難しいのです。PDCAは、PDCAサイクルとも呼び。一度転がしたら目的地と定めた山頂まで、ずっと回し続けなければなりません。目標が高いほど道のりは遠く、傾斜も厳しいため。PDCAサイクルを回している途中で正気に戻ると。「……なんで、こんなにしんどいことをしているんだろう」「……こんなしんどいことしなくても生きてはいけるのに」「……周りはこんなに努力してないのに、どうして自分だけ努力しなければいけないの」と言った抑圧していた感情が溢れ出した結果、心の活力が消え失せ。これまで回してきた雪玉とも呼べる。努力の結晶を手放してしまい。貴方と言う支えを失った雪玉は傾斜から転がり落ち。勢いよく地面で砕け散ります。通行手形である雪玉をなくした貴方は山中で立ち止まることも赦されず。始まりの地点へと戻され。地面で砕け散った雪玉を見せつけられます。自分がこれまで必死になって作り上げた雪玉の残骸を見て、何を思うでしょうか
誰もが貴方のようにいかれた感性していませんよ。殆どの人は砕け散った雪玉を見て。自分には向いていなかったと言って納得させようとします。そして、自分が好きだと思った分野で結果を残せなかったんだ。他の分野に挑戦してもどうせ失敗する、と思い込み。マインドセットで語った硬直マインドに陥ります。
雪玉が砕けただけで死んでませんよ。勝手に死なせないで下さい。……言っておきますが、PDCAそのものは素晴らしき理論です。常に改良を行うことで、最適の道が導き出され。最小の労力で目的地に辿り着く方法を示し出します。ただ、その道中が非常に険しく。自己反省を常に促される為。夢や目標を叶えたいと言った抽象的な願いでは打ちのめされてしまい。殆どの人達は雪玉と一緒に斜面から転がり落ちてしまいます
例えは良くないですがそういうことですね。元々、PDCAサイクルは製造現場で用いられていた品質管理手法です。それが経営にも応用できると考えられた過程で、成功者は無意識的にPDCAを回していることが明らかになりました。これに着目した学者や胡散臭い人たちは講義を開いたり、本を書いたりして、PDCAサイクルは人生を変えると豪語し。一時は世間を賑わせましたが、先に話した通り、常人はPDCAサイクルを回す途中で正気に戻り、地面に叩き落される事態が続出しました。その結果。急速にPDCAサイクルは影を潜め。理論として残るだけの形になりました。もし、PDCAサイクルを誰であろうが回せるのなら、学校や企業で当然のように扱い。教育に使います。ですが、使わないということは、PDCAは劇薬過ぎて使えなかったのです
珍しく的の得たことを言いましたね。その通りです。私がこれから紹介するのは。常人が使えるレベルにまで落とし込んだPDCA。EXーPDCAといいます。EXはEXTRA。EXTRAには、これまでの殻を打ち破ると言う意味が込められています。至弱である我ら弱者が、至強たる強者へと変容するシステム、EXーPDCAについてこれから語っていきます。
EXーPDCAサイクル
EXの意味
そもそも、成功者と呼ばれる至強の者たちと至弱と呼ばれる私たちでは何が違うと思いますか? 資金力が違う。コネクションが違う。そもそも知能が違う。と、まぁ、色々な要素が出てくるでしょう。ですが、それが決定的な違いではありません
偉大なる創業者は得てして、無一文から成りあがっています。三菱を築いた岩崎弥太郎は下級武士出身でお金もなく。農民からも蔑まれる身分でしたし。Panasonic(旧、松下電器)の創業者、松下幸之助は父が商売で破産したため、小学校すら卒業させてもらえず。9歳で働かざる終えませんでした。また、これらの人物の晩年は聡明で知識が非常に深いのですが、何も始めから深かったわけではありません。成長する過程で、深く深くなっていったのです
さて、資金もコネも知能も其処まで必要でないと言うのなら。この至強と呼ばれる者たちと我らの決定的な違いは何なのでしょうか? どうして、我らは自分の人生だと言うのに、他の主人公の行く道を支えるNPC(機械的な生き方)に陥り。至強と呼ばれた者たちは、RPG上の主人公のように、冒険の書を開き。まるで英傑のように、世間から脚光を浴びるのでしょうか
……其の答えは志の違いです。至強と呼ばれる者たちは揺るがない志があります。「この極貧から抜け出してやる」「馬鹿にした奴らを見返してやる」「こんなに辛い思い。これから生まれてくる人たちに味合わせたくない」様々な想いや葛藤が、志となり。自分を支える力と成り替わります
仮に、先に紹介した人物たちが恵まれた身分で生まれたならば、志が立つことなく。親から膨大な資金やコネを受け継いだとしても、今の三菱やPanasonicを上回る企業を造れるどころか、形成することもなく。その時代を豊かに生きた人物で終わったでしょう。至強となる為に必要なのは、資金でもコネでも知能でもありません
至強になる為に必要なのは
「現状からの打破を本気で願う念(おも)い」
それ以上でも以下でもありません
成功者と呼ばれる至強者たちのマインドは皆、EXです。このEXには現状打破を願う念いが入っています。この心の奥底からあふれ出る念いがあるから。検証の結果、自己の全否定につながっても、改善すれば前に進める。現状を変えれるのなら、こんなちっぽけなプライドなんてどうでもいい。昔の弱いままの自分と決裂するのだ、と山頂に付くまで最善手でPDCAを回し続けます。……EXの念いと言うのは、謂うならば、命綱のようなモノです。思ひが命綱となって山頂から垂れ下がっています。腰に巻き付ければ、仮に力尽きかけても命綱が落下を止める為。地面まで叩き落されることもありません
そういうことです。それでは、これより、貴方方のマインドをEXにする為の命綱を造ります。
①先ずは、A5サイズのノートを用意しましょう。A5の理由は程よい大きさで、鞄に入れても負担が少ないからです。
②1ページ目の上部に今日の日付と西暦を書き。その下に大きく、一年後の自分に対して反語で目的を殴り書きしましょう。注意すべき点は目標ではなく目的を書くことです。目標と言うのは得てして願望になりがちです。上位大学に受かりたい。上位資格を取りたい。スリムになりたい、と言った言葉は全て願望です。願望は命綱には成り得ません。命綱とは手綱を握った際に、あふれ出る思ひを受け止め。気を引き締めて。前へ、前へ進んでいけます。
これが願望だと、明日頑張ればいい。今日は疲れたから休もうと言って。心の弱さを助長してきます。それ故に、目標は書かないで下さい。目標は標識です。標識は見るだけで終えてしまいます。目的は、的を射ることを指しています。貴方はちゃんと的を射た念いを書き留め。現状打破の言葉を自分の言葉で綴る必要があります。
一例で言うなら。
副業を目指している人は「一年後の自分は、まだ、残業代の為にスキルにも繋がらない仕事を続け。自分の可能性を失わせていくのだな」とか。
転職を考えている方は「一年後の自分は、まだ、顔色を見ながら定時外の労働を無償で行い。見切られた飯を食って。会社に人生を奪われ続けるんだな」
一級在宅士(ニート)の方は「一年後の自分は、まだ、小さな砂山を崩しては作るのを繰り返し。両親の命の砂時計が切れるその時まで、時を止め続けるんだな」
学生の方は「一年後の自分は、まだ、他の人と違うとうぬぼれて。ただ、他の奴とは違うんだと喚くだけで終わるんだな」
と言ったように、自分の内面を抉るように言葉を綴りましょう。至強と呼ばれる者たちは得てしてこのような言葉を胸に刻み。志を立てて前へ、前へと進んでいきます。……言うならば、反骨精神を持っているのです
今の時代の人達は時流の所為か、反骨精神を持つことすらも赦されていません。殴られても無抵抗。殴られたのに謝る。……言葉で分かりあいましょう。一歩引きましょう、と協調を求められた結果、媚びへつらう術を叩き込まれました。
政府や経営者、使役する立場のモノから見ればこんな素晴らしい奴隷としての逸材はありません。
ですが、貴方方は奴隷でも遜る為に生まれたのではありません。自分の人生の主役となる為に生まれてきたのです。其の為に、先ずは社会に対して、自分に対して反骨精神を持ちましょう。
本来、貴方がたは自らを律し。歴史上の人物のように偉人のように、自らを変え、他者を変える力を保持していました。
ですが、環境から貴方は弱い存在であると刷り込まれた結果。自己の基準が下がりに下がり
それとは反対に「どんな人でも尊重されるべきである」
「一人一人が特別なのだから」と刷り込まれたため。
自分の弱さを認める。反骨精神すらも忘却しました。
EXはEXTRA、次なる次元を指します。この次元は本来、貴方がいる次元です。元居た地点に戻る為にEXを胸に刻み。一年後その地点に立ち戻るのです。……貴方なら戻れます。貴方にはそれだけの力があり。そして、このサイトには貴方本来の力を取り戻す術が描かれているのですから
EXーPDCAサイクルを高速回転するために
Plan(計画)
まずは数値化しよう
では、これよりPDCAの部分に入っていきます。まずは目的を数値化しましょう。仮に、来年は副業一本で生計を立てていくと言ったような目的になると。基準となる数値がないため、全てが曖昧に進んでいきます。これでは今どの地点にいるのかが分かりませんし。そもそもPDCAを回せません
其の為、副業で生計を立てるではなく、副業で月30万円稼ぐと言ったように具体的な数値に落とし込みましょう。PDCAに於いては数値が全てです。数値が示されるからこそ。自分が誤った道に進んでいるのか、正しい道に進んでいるのかが分かるのです
半年、三か月後の数値を定めて逆算しよう
一年後の目的を数値化したら、次はどのようにすれば目的に辿り着くのかを逆算する必要があります。一年後に月30万円稼ぐのなら。三か月目には収益化が始まらなければならない。収益化するためにはサイト運営やSNS運用を始める必要がある。
段階としては、一か月目にはサイト設立を行い。2ヶ月目にはSNS運用を始める。となると一日に、一記事書くのは必須として。一週間後にはサイトのレイアウトは此処まで作り。……と言ったように一日のPlanにまで落とし込んで作っていけます。
初めは大雑把な計画で結構です。PDCAを回す過程でより具体的に最適化されていきますので。ですが、翌年の自分の立ち位置は変えてはいけません。其れが貴方のゴールです。ゴールがぶれると山頂にたどり着けなくなります。また、半年後と三か月後の計画はちゃんと数値で定めてください。数値化することで始めて、目的までの距離や、現状とのギャップ。そして焦りが見えてきますので
毎日が勝負
Planで最も大切なのは全てに期日があると言うことです。今日のPlanが達成できなければ、其の日の貴方は自分が立てた計画に敗北したと言うことになります。敗北することが悪いことではありません。人である限り常に勝ち続けるなんてできませんから。ただ、なぜ、敗北したかを検証し。次は同じ敗北をしないようにしなければなりません。でなければ、敗北から何も学んでいないことになります。この日は仕事が忙しかった。或いは、家族サービスで時間が取られた。と分かったのなら。そのことを考慮して修正計画を作り上げる必要があります。ただ、平準化して計画を作らないで下さい。其の日、其の日に合わせたプランを朝起きたら作ってください
A5ノートに一日のPlan(計画)を記帳しよう。
1ページ目に翌年の貴方に向けた言霊を書いたA5ノートの二ページ目を開き。二つ折りにしましょう。そして片方に今日の日付とPlanである計画を記帳しましょう。初めは大雑把な計画で結構です。日を跨ぐごとに詳細な計画へと変わっていきますので。重要なのは紙に書き記していくことです。一日一日が特別であり、貴方を成長させる一日であることを自覚しましょう
Do(実行)
一日3つ実行する
実行にするにあたって重要なのは数を回していくことです。一日、一つ実行するとなると。今日、これだけすればいいんだと考えて。与えられた時間一杯使って終わらせようとします。「仕事の量は与えられた時間を全て満たすまで膨張する」これをパーキンソン第一の法則と呼びます
1時間で終わる仕事でも3時間の時間が与えられたら。3時間丸々費やして終わらせようと動いてしまいます。時間があればあるほど効率性が落ちてしまうのです。今日は休みで、時間が一杯ある、と高を括った結果。無駄に文やレイアウトに拘ってしまい。結果だけ見ると、仕事がある日と殆ど変わらない進歩状況になってしまいます。
其れを防ぐために、一日、三つ実行しましょう。仕事がある日に三つも実行できないと思うでしょうが、本命の一つ以外の計画は、大きなことでなくて結構です。SNSで投下するポストを書くや、自分が参入する市場に関係する本やSNS活用の本のあらすじを開き。自分が必要だと思う章を読みきる。或いは、YouTubeで本の要約を数本見る
と言った形で本命を実行しつつ、新たに学び、得た知識を実践する実行力が必要です。最低、一日、三つ同時進行してください。始めはきついと思うでしょうが、振り返ると驚くべき速さで進んでいることに気づきます
始めは小さなことで結構ですので同時進行を進めてください。それが、貴方を最も成長させる道となります。
断捨離しよう
実行するにあたって、一番の壁は時間がないということです。一日、三つ同時進行になる為。本命の計画以外、全く手を付けず。又は、本命すらも手がつかずに一日を終えてしまうことがあります。そして決まって言う言葉が、「時間がなかった」「体力がなかった」という言葉です
時間も体力もないのも事実でしょう。ですが、どんな人物であろうと与えられた時間は24時間平等です。それなのに実行できる人と実行できない人に分かれるのには、時間の使い方が違うからです
仕事が8時間、睡眠が8時間と仮定しましょう。通勤の往復が1時間として。計17時間です。後、7時間残っています。この7時間を一体何に使っているのかを考えてみましょう。
スマホを触っている。YouTubeを見ている。TVを見ているのなら。それらは全て無駄な時間です。振り返ってください、貴方はスマホやYouTube、動画配信サービス、TVから一体何を得て、何のスキルアップに繋がりましたか。楽しさを提供してはくれますが、何のスキルも手に入っていませんよね。ただ、頭の中を情報を満たし。不安や悩みを一時的に麻痺させているだけです。謂わば、電子ドラッグで頭を麻痺させているのです
娯楽がなければ人は枯渇していく一方だと言う声もあります。私もそう思います。ですが、受動的に動画やゲームを受けているのは宜しくありません。食事の時だけ動画を見る。休みの日は、この時間だけ動画を見る。のように切り替えて。能動的な行動に変えましょう。でなければ、ただ受動的に動画やゲームをする日々に陥ってしまいます。
不器用な方は断捨離した方が早いです。本当に重要な情報は職場や学校、家族から入ってきますので、世間から取り残されるなんてことはありません。睡眠や仕事の時間を除けば、無意識的に使っている時間の余暇が見えてきます。
この無意識的な時間の余暇が貴方を変える宝の時間なのです。受動的な時間を減らし。能動的な時間に変換しましょう。
実行はレベルアップ作業
言っている内容は分かるけど「しんどいなぁ」と思った貴方。それ正解です。
これらの作業はしんどいことです。ですが、しんどいことでもやり続けられる人がいます。それは何故かと言うと、成長すると言う確信を持っているからです。
RPGゲームをやったことはありますか? スライムや雑魚敵を倒し。いろんな敵を倒して次の町へ、次の町へ進めていき。最後は魔王を討伐すると言ったテンプレ的な内容です。色々なゲームが出ていますが、RPGである以上、根本は同じです。ですが、殆どの人が熱中して嵌ります。それは、なぜだと思いますか?
シナリオが良い。魅力的なキャラクターがいる。戦闘が楽しいといったような様々な要因があると思います。ですが、一番の要因は、成長が数値として反映されているからです。レベルが1上がった。2上がった。敵のレベルが30だから、こっちも30までレベルを上げなきゃいけない。と言ったように、成長を数値化して捉えています。このスライムを倒したら10の経験値が貰える。此のクエストを達成したら千の経験値が貰えると、数値で示される為。楽しみながら実行に移っています
我々が生きる世界はRPGのように数値化されていません。今日の計画を実行することで経験値をどれだけ積んだのか、どれだけ次の町に進んだのかは不明瞭です。それ故に、成長する楽しみが全く見いだせず。自らの人生をクソゲー扱いして、他人が作り出したゲームや娯楽動画にのめり込み。成長する機会を逃していくのです。仮に、自分の人生の全て数値化されたら、貴方達は喜んで効率的な経験値の集め方を知ろうと動き。ガンガン実行し。果てしなくレベルアップしていくでしょう
そういう事です。完璧な数値化は出来ませんが、私が伝えているEXーPDCAを実行し。回していけば、貴方達の努力や経験が徐々に数値化されていきます。始めこそ、数値が曖昧で楽しくないと思うでしょうが、EXーPDCAを回すに従って数値の精度が上がり始め。自分のレベルアップが数値として、実績として見えてきます。そして、成長は楽しいことだと理解し始めます。成功者や至高とよばれた人たちは努力を努力と思わず進んでいくのは、成長する自分を見て楽しいと感じているからです。貴方は成長するマインドを持ち。勇者のように成長していける術を身に着けた人間です。貴方こそが、自分を変え、人を変え、社会を変える主人公だと、そろそろ自覚してください。
Check(検証)
実行が終えたら次は検証に入っていきます。なぜ、実行に失敗したのかを検証していきましょう。時間が足りなかったのなら、なぜ、時間がなかったのか? 削れる時間は本当になかったのかを確認し。文字で書き記しましょう。計画が達成できなかったのなら、無謀な計画を造っていないかを確認しましょう。全て文字や数字を用いて検証してください。
また、本などで新しい知識や情報を手に入れたのなら、その情報をノートやワード、エクセルでざっくり纏めましょう。今日得た知識が、どうすれば使えるようになるのか検証するのです。丁寧に纏める必要はありません。最小の時間で纏めてください。早く纏めることで情報取捨選択ができます。
ACT(改善)
検証の結果を踏まえて。次に失敗しないためにどうすればいいのか、具体案を書いていきましょう。その具体案が明日の自分を作り上げます。明日は明後日の自分を。明後日は明々後日の自分を。レベルアップした自分を作り上げていきます。
毎日勝敗を付けよう
EXーPDCAで最も重要なことは、毎日勝敗をA5ノートに書き記すことです。毎日三つ実行するのは全てに勝つためではなく。最低2つは達成するためです。三つの要綱の内、二つ達成出来たら。其の日は貴方の勝利です。三つ達成出来たら大勝利です。小さなご褒美を自分に授けましょう。
反対に一つしか達成できなかったら、敗北です。改善案を作り上げ、次に同じ敗北をしないように動きましょう。全部達成できなかったら、その理由を明確に書いてください。時間がなかったのなら、削れる時間がなかったのか。本当に余暇がない日ならば、それに合った計画をどう作るかを検討しましょう。そして最後に大勝利なら◎。勝利なら〇。敗北なら×、大敗北なら××と色のついたボールペンで記入しましょう。毎日の勝敗を付けることで、改善点が言語化され。とてつもない速さで成長していけます。
例
〇月〇日
PLAN
①サイトの記事を三本書く。
②○○本の一章を読み込む。
③X投稿に使う記事を5つ書く。
DO
①実行できた。〇
②実行できなかった。×
③三つしか書けなかった。△
Check
①実行できた。
②実行できなかった理由は、記事を書くことに時間がかかりすぎて、本を読む時間が取れなかった。
③言い回しに拘った結果、三つしか書けなかった。
Action
①PREP法(結論→理由→具体例→結論)の精度を高め。もっと早く記事を書いて時間を造る。
②これからは昼休憩の時間を割いて読み切る。
③まずは書き切る。言い回しは後で考える。
今日の結果。
×(一勝、一敗、一引き分け)引き分けは二つあれば〇にしてよい。
文字として検証、改善案を書いていきましょう。始めは上記のように拙くて結構です。重要なのは一日一日を勝ち負けを定め。数字と戦っている意識を持つことです。徐々に計画の数字が肌身を持って感じてきます。一日一日、勝敗を付けることで。光速にPDCAが回り始め。驚くべきスピードで成長していきます。
業界NO1をライバルに定めよう
自分のサイトを構築し。SNSの準備が整ったのなら。次は、次は自分が参入する市場のNO1と張り合いましょう。貴方のライバルたるアカウントにフォロワーが二万人いたのなら、貴方は最終的に二万人のフォロワーを獲得することを目的に動いてください。フォロワーが全てではありませんが、数値が全てです。フォロワーを獲得するためにはどうすればいいのかと、頭をフル回転させて計画を作り上げてください。
十の案が浮かんだのなら。同時に十、実行し。反応があったモノだけ選び出し。EXーPDCAを回すことで最適解を導き出してください。仮に、NO1が月に30の契約を成立させているのなら、貴方の月の30の契約を目指す計画を立てましょう。毎日PDCAを回すことで、何かしらの手ごたえを感じていきます。そしてその手ごたえを掴むと、劇的に改善していけます。
NO1をライバル認定することでライバルの実績や数値が指標となり、自分に何が足りないのかが明確になってきます。一日一日、一歩一歩。ライバルへと近づいていきます
さぁ、冒険の書を開きましょう
EXーPDCAサイクルは至弱から始まります。我々は弱者であると自覚しているからこそ、このサイクルを回していくのです。敗北や失敗も往々にしてあります。ですが、検証と改善をすることで成功するための敗北、次に活かすための失敗へと変わり。徐々に徐々に回している雪玉は大きくなっていきます。
足を引っ張る者や声も多いでしょう。殆どの人は足を掬われ。地面へと落下していきます。ですが、貴方には命綱があります。翌年の自分、EXに向かうための言霊が刻まれています。亡者の声なぞ、貴方の決意が刻まれた文字の前には無力です。貴方はひたすらに雪玉を回す過程で、成長していることに気づいていきます。あれだけ小さな雪玉を回すことに精いっぱいだったのに、こんな巨大な雪玉を回していると分かると。自分の能力の向上をもっと見たい! と駆け足になっていきます。
そして、知らず知らずのうちに頂上に辿り着きます。下を見てみると、命綱なしで上を目指すモノや、上る気はないのに足にしがみつき邪魔するものの多さに驚くでしょう。そして、同時に分かるでしょう。貴方は至強と呼ばれる立ち位置に入っていることに。
さて、これにて講義を終えます。主要なことは伝えました。後は自力で山頂へと昇りきるだけです。
HOW TO以外にもいろいろな知識や登山道具を用意していますが。主要な登山道具、そして自分の人生の取り戻す。マインドの術は全てHOW TOにて記しています。……最初に話した内容は覚えていますか? 「知識に玉座を渡すな」貴方は私の言葉に従い。玉座に踏ん反り帰っていた知識を蹴り飛ばし。自らの主の座に返り咲きました
主要な知識もレベルアップの方法も授けました。後は、貴方の意志のみです。貴方は至弱であると言うことを理解しています。それ故に、貴方は強いのです。