マーケティング
マーケティング
マーケティングとは
それではこれより、WEBマーケティングの根幹となる部分。マーケティングについて語っていきます。一般的にマーケティングとは「顧客の潜在的なニーズや欲求を見出し、それに応える価値を創造・提供・伝達することで、顧客満足と企業利益を同時に実現するビジネスプロセス」と言われています。
なに、わけ、わかめなこと言ってるのですか。日本語でお願いします
まぁ、簡潔に言うなら。「売れる仕組み」をつくる活動です。マーケティングには膨大で多様な意味が含まれており。マーケティングの中でどの部分を意識するかによって、進む方向性が異なってきます
上の図を見たらわかると思いますが、マーケティングはデジタルマーケティング、WEBマーケティングを包括しており。手広い意味を持っています。それ故、十人のマーケターにマーケティングの定義を尋ねると。十人十色のマーケティングの定義が返ってきます。
マーケティングの定義って広いのですね
ええ。そして、私たちが活用するのは、マーケティングの中枢に位置するWEBマーケティングの部分です。WEBサイト運用、SEO(検索上位)、SNS運用、アフィリエイト、メルマガと書かれているように、個人でも活用できる枠組みにあり。SNSやインターネットの発展に伴って、需要が高まっている分野でもあります。
では、これからWEBマーケティングについての講義を始めていきます。第一章はWEBサイト運用について語り。第二章ではSNSマーケティングについて語っていきます。0から1を稼ぐにあたっての基礎知識や方法論が詰まっていますので。ただ読むのではなく。wordやメモ帳で自分の言葉で纏めながら読み進めていってください。それでは講義を始めます。
第一章 WEBサイト運用
WEBサイトを所有する重要性
さて、これから貴方はSNSなどを活用して自分が提供した商品を売り込む「売れる仕組み」を作っていきます。「売れる仕組み」を稼働させる為には、収益の核と成る。自分のサイトを持つことが必須となります。
どうして、サイトを持つことが必須なのですか? SNSだけで売り込むことも出来ると思うのですが
確かに、Xやインスタ、YouTubeを始めとしたSNSだけで売り込むことも出来ますが、実際問題、SNSだけで売り込むことは難しいです。……というのも、SNSはユーザーの悩みに感性で訴えて解決法を提示します。悩みを持ったユーザーはこの商品を買ったら自分の悩みが解決する。或いは、理想の自分に近づけると思って購入しようと心が動きますが、理性が歯止めをかけに来ます
果たして、この商品は本当に自分に必要なのか? 本当に自分の悩みを解決してくれるのか? この商品は適正価格なのか? 他に類似商品はないのか? といったあらゆる観点から理性が購入に歯止めをかけに来ます。貴方自身も欲しい商品があっても、直ぐに理性が歯止めにかけに来るでしょう。皆、思考パターンは同じです
この理性を納得させるために、詳しい商品説明やレビューが書かれた貴方のサイトが欲しいのです。
「感情が欲しい」となると、理屈は感情を後押しするモノに置き換わります。
貴方が自分のサイトを持っていたら。この商品こそが「貴方の悩み」や「理想の生活に近づける」唯一無二の商品とSNSで宣伝し。SNSを通じて貴方のサイトに訪れたユーザーは「やっぱり、この商品は自分に必要な商品だったんだ」と、理屈を後押しして購入へと踏み切ります。ユーザーに寄り添ったサイトを作れば、ユーザーは貴方のサイトで購入してくれるため、一つ売れるたびに仲介手数料として収益が発生します。
もし、自分のサイトを持っていなかった場合。ユーザーは理屈で納得するために、自分で商品について探し始めます。そして、大手サイトや個人ブログに辿り着き。商品の詳細を見て。「やっぱり、この商品は自分に必要な商品だったんだ」と、理屈を後押しして購入へと踏み切ります。このユーザーが購入する場は商品詳細が書かれている大手サイトや個人ブログの場になる為。貴方には収益が発生しません。
貴方はユーザーに寄り添い。悩みや生活をよくする商品を提案したにもかかわらず。自分のサイトが無いがゆえに売り込み切れず。同業にユーザーを取られてしまいました。これは典型的なマーケティングの失敗です。
冒頭で言いましたが、マーケティングとは「顧客の潜在的なニーズや欲求を見出し、それに応える価値を創造・提供・伝達することで、顧客満足と企業利益を同時に実現するビジネスプロセス」を言います。SNSを活用することで前半部分の、顧客の潜在的なニーズや欲求を見出し。の部分までは成功させましたが、自分のサイトが持たないが故に、後半部分の価値提供や伝達ができず。顧客を取り逃がしてしまいました。
つまり、売り込むためには、自分のサイトが必要不可欠なのですね
そういう事です。ユーザーの理性を後押しする最後の場として自分のサイトが必要になってくるのです。
でも、サイトを持つのって結構、お金とか手間がかかるのでしょう
やろうと思えば無料でもできますし。手間もそこまでかかりませんよ。……サイト構築には大きく二つに分かれます。1つが無料ブログ。そしてもう一つが有料ブログ(サイト)です。無料と有料では色々な違いがありますが、大きな違いは、有料の場合はレイアウトから拘れるため、収益に特化したサイトを構築することが可能となるのに対し。無料の場合ではレイアウトはほぼ固定であり。強制広告などが入る為。否応なく雑多なサイトが構築されてしまいます。
殆どのユーザーは3秒で其のサイトに価値があるかないかを判断します。無料ブログは素晴らしいのですが、無料が故に、ソースが曖昧な情報をブログに乗せたり、中身のない宣伝ばかりする人がいたため。一度でもそれらをみた経験あるユーザーは「無料のテンプレートだけど大丈夫かなぁ?」と猜疑心が真っ先に来ます。貴方の人となりをSNSで知らせることで多少なりとも緩和されますが、無料であるが故に、余計な労力を使う必要が生まれてしまいます。
無料のデメリットも大きいですね。サイトのレイアウトを見ただけで離脱されたら。売り込みようがないです
そうならない為に、有料ブログ(サイト)を構築することを勧めます。有料ブログ(サイト)を構築するためには、レンタルサーバーと呼ばれるネットの土地を借りる必要がありますが、Xserveなら月千円も掛からずに土地を借りることができ。また、Xserveの簡単セットアップを利用すると二十分もあれば、自分のサイトを持つことが可能となります。詳しいやり方は「WordPress開設方法」にて書かれているので。HOW TOを一通り読み。有料で始めると決めたのならリンク先のWordPressの開設方法を進めてください
SEO対策
SEO対策とは、“Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味します。検索ユーザーが求める有益なコンテンツを自分のサイトで提供し、検索エンジン(Googleなど)に評価されるWebページを作ることを言います。検索上位に来ればキーワード検索から訪れるユーザーを確保できるため。非常に重要な役割を担っています。
ほうほう。因みに、どうやったら評価されるWEBページを作れるのですか? 記事をいっぱい書けば評価されるのですか?
昔は記事の数で評価されていましたが、検索上位になるために中身のない記事を大量に書くサイトがあふれた結果。今は、記事の数よりも記事の中身が重視されています。具体的に言うならば、①優良で良質なコンテンツを提供している。②迷わず情報にたどり着けるサイト作りを行っている。と言ったユーザーファーストのサイト運営を行っていることが求められています。
SEO対策はユーザーを集客するうえで重要なツールですが、近年のGoogleの方針転換によって個人サイトが上位に来ることが難しい時代になっています。キーワード検索すればわかると思いますが、○○、オススメ。○○、人気。のように調べると法人企業のサイトばかり検索上位にきます。個人のサイトは3ページ目や4ページ目に来ており。SEO対策だけでサイト運営を行うことは非常に厳しくなっています
どうして、企業のサイトばかり上位にくるのですか? Googleに賄賂を渡しているのですか、黄金色のお饅頭を渡しているのですか。私も食べたいです
黄金色のお饅頭は小判ですからね。食べられませんからね。……ゴホン。Googleがサイトに価値があると評価を下すとドメイン(URLの○○.comなど)に加点します。ドメインが強いサイトは検索上位になりやすくなるため。企業はドメインに加点される為にSEO対策の専門家を雇い。質と量の面から記事を大量に創り上げ。Googleに加点されるサイト運用を行っています。その結果、個人と企業では覆せない壁が生まれ。個人のサイトは後ろへ後ろへと追いやられているのが現状です。
上位表示されないのだったら、SEO対策する意味って、ないんじゃないですか
意味はありますよ。短いキーワードだと企業に敵いませんが、ロングキーワード。○○、オススメ、この近く。○○、おすすめ、使いやすい。と言った複数のキーワードを組み合わせることで、その検索キーワードに限っては企業よりも上位表示されます。また、ロングキーワードで検索するユーザーは意図を持って検索しているため、購入意欲が高いです。そういった層を取り込めるためSEO対策は必要不可欠です。それだけでなく、購入層を取り込むとGoogleから価値の高いサイトと評価され。短いキーワードでも評価され始めます。ですので、企業に敵わないからSEO対策は適当でいいやと投げ出さず。ある程度の対策は行ってください。この対策が後々になって大きな力になります。
SEO対策 重要項目
SEOで上位表示するために必要な項目は、重要度の高い順に表すと以下の3つが挙げられます。
SEO対策 重要項目
①コンテンツ評価を高くする
②被リンクを増やす
③Googleガイドラインに則った運営
①コンテンツ評価を高くする
コンテンツ評価を高くするにあたっては、タイトルや見出しに対策キーワード(ユーザーが検索する際に用いるキーワード)を入れることが先ず重要となります。そして、次に重要なのが、タイトルタグ(h2)や見出しタグ(h3)の制定です。この二つを制定することで情報の階層が生まれ。Googleのクローラー(自動巡回)がやってきた際。階層ごとに対策キーワードが「正しく活用されている」ことを理解すると。コンテンツ評価の高いサイトとして加点します。
②被リンクを増やす
Googleは他サイトから被リンク(外部サイトで自分のサイトのリンクが張られること)を重視しており。被リンクされることが多いサイトには高い評価が付けらる傾向があり。検索上位になるにあたっては重要な項目に上げられます。自分のサイトが被リンクされるに当たっては、この記事を拡散させたいと思わせる一次情報やユニークな情報が載っている必要性があり。記事を書く際にバズることも意識して書く必要性があります。
③Googleガイドラインに則った運営
SEO対策するに当たっては、都度変わるGoogleの方針に注視する必要があります。また、Googleが価値を認めないと公表していることに対しては回避しなければなりません。
Googleのガイドラインに反する内容
①低品質のコンテンツの作成
大量のコピーコンテンツを造ったり、AIなどによる自動生成されたコンテンツの作成を行うと、質の低いコンテンツと見做され。検索順位を大幅に落とされます。
②被リンクの不正獲得
リンクを購入したり、相互リンクや、隠しリンクで自分のサイトに被リンクを集めることはガイドライン違反とGoogleは断言しています。ですので、安易な手段で被リンクを集めようとしないで、記事や内容で被リンクを獲得していってください
つまるところ、真面目にユーザーにとって分かりやすい記事を書き続けるという事ですね
それが一番のSEO対策になります。まぁ、初めは小難しいことを考えず。ユーザーが見やすく役に立つ記事を書くことに力を注いでください。そして成れてきたら、対策キーワードを意識して書いていってください。SEO対策は長期運用にあたります。サイト設立当初は、SEOの恩恵を余り感じませんが、時間が経つにつれて検索から人が流れてきて。SEO対策の恩恵を感じ始めます。SEO対策が効き始めるのは半年から一年と言われていますので、其れまでの間は慌てずにゆっくりと力を溜めているんだと思って続けてください。
半年から一年って。では、其れまでの間はずっと、作ったサイトは閑古鳥が鳴いているってことですか?
SEO対策は長期的運用です。短期運用に関しては、SNSマーケティングがあります。SNSマーケティングの詳しい内容は2章で語りますのでご安心を
ランディングページ(LP)の作成
貴方がSNSなどで商品宣伝を行った際、その商品の詳細や購入に関わるページに来て貰う必要があります。その際に用いるのがランディングページです。ランディングページとは着地点を意味し。ユーザーが購入に踏み切ることに特化したページになっています。
つまり、アフィリエイトなど、商品を宣伝するページと言う事ですね
そう言うことです。ランディングページの特徴としては、購入に踏み切らせるためにユーザーが求めている情報が1ページに集約しており。ユーザーの離脱を防ごうとしています。また、サイト運営者が最も売り込みたいページであるため。他のページよりも画像や図を多用して訴求力を高くしています
最後の後押しってやつですね
企業サイトや有名なブロガーを見ていただければ分かると思いますが、トップページには商品やサービスの見出しを載せており。トップページで売り込んでいることはほぼありません。ユーザーが興味を示した商品やサービスをクリックして始めて、売り込むページ、ランディングページへと移動します。
どうしてトップページから売り込まないのですか? トップページから売り込んだ方が早いと思うですが
売り込む商品が一つしかない場合なら、それも一つの手ですが。複数の商品を取り扱っている場合、必然的にトップページに売り込む商品が連続して並んでしまい。ユーザーが求める商品を探す事態に陥ります。また、ユーザーは3秒でサイトの有益性を判断するため。3秒で目的の商品に辿り着けないと判断した場合。ブラウザバックされ。折角のユーザーを取り逃がす事態に陥ります。
ユーザーを取りこぼさないために、トップページには商品やサービスの見出しを作り。このサイトは有益だと直感的に伝える必要があるのです。そしてユーザーが欲しい商品のページに進んだ際にランディングページへと移行し。ユーザーの理性を後押しして購入に踏み切るように促すのです。
信用値について
無名である貴方の商品をユーザーが買うに当たって重要になるのが信用値です。……もし、貴方がSNS上で、よく分からない相手から「この商品を買えば貴方の悩みは解決しますよ」と提示されたら買いますか?
買いませんね。商品が良さそうだったら。自分で調べて大手サイトで買います
よく分からない相手から買うのは何か気味が悪い。支払い方法は大丈夫だろうけど、知らない相手からは買いたくない。と言う心理が働きます。これは信用値がないために生じる事です。購入層は貴方という人となりが分からないと中々、購入には踏み切りません。購入して貰うためには、SNS上で自分の存在をアピールして自分はこう言った人間でこう言った情報を発信していると常日頃から信用値獲得のために動く必要があります
つまり、SNSで自分の存在をアピールするのですね
端的に言えばそう言うことです。有益な情報や共感を抱かせる発信を行うと信用値が上がっていきます。そして一定の信頼値が溜まると購入に踏み切ってくれますが、此処で一つ大きな落とし穴があります
落とし穴って何ですか?
アフィリエイトや自分の商材を売り込もうとすると、ユーザーの信用値が下がるという事です。自分のサイトを設立し。「たくさん売り込むぞぉ!」ってな感じでトップページから全ての記事に広告を貼りまくると、ユーザーはページをスクロールする度に、広告を見ることになり。信用値が下がっていきます。記事が有益で全部見て貰ったとしても「今は買わなくても良いかなぁ」「広告多過ぎで、見たい情報が分かりにくい」といった形で、一定の信用値を持ったユーザーが、購入を思い留まるまで信用値が下がってしまい。あなたのサイトを訪問したユーザーは「あのサイト広告で見にくいから、大手サイトで購入しようっと」言う形で大手か他の個人サイトで購入に踏み切ってしまい。貴方の努力が全て無駄になってしまいます。
……要するに、余計な広告で信用値を落とすのを避けるために。トップページや他の記事では広告を控え。売り込みたいページ、つまり、ランディングページで全力投球するのが信用値的にはベストってことですね
そう言うことです。企業や有名なブロガーはランディングページ以外では殆ど宣伝しません。と言うのも、信用値を落とすことに抵抗があるからです。その為、必要以上の宣伝はせずに。売り込みたいページで一気に宣伝して売り込む手法がとられています
さて、信用値でもう一つ知って貰いたいのがありまして。信用値には、消費期限があると言うことです。貴方がXなどで有益な情報を発信して信用値を稼いだとしても。消費期限があるため。ユーザーの消費期限が切れる前に売り込む必要性があります。
売り込んだことで他のユーザーの信用値が落ちるかもと悩んでいる間に、一定のユーザーの信用値の消費期限が近づき始めます。ですので、売り込むときは、信用値を下げてでも売り込むと割り切ってください。でなければ、いつまで経っても売り込めず。貴方はただのSNS大好きっこになってしまいます。貴方はSNSアイドルではありません。WEBマーケターです。時には、損切りしてでも売り込むという感覚を身につけてください
第二章 SNSマーケティング
SNSマーケティングの重要性
前章のサイト運営にてSEO対策は長期的運用であると申しました。では、短期的に人を呼び込むにはどうしたら良いのかというと、SNSを用いて自らの存在やサイトをアピールする必要があります。SNSマーケティングの利点としては、正しくSNSを活用した場合、効率よく不特定多数のアカウントに結びつき。認知を含めた商品知識を伝えることが可能となります。また、個人のブランディングの形成にも役立ち。アカウントが成長するにつれて社会的信用が増すという利点があります。
X、インスタ、YOUTUBEと様々なSNSメディアが存在していますが、ブログや個人サイトと最も相性が良いのはXとなっています。理由としては、Xはフロー型のSNSと言われており、絶えず新しい情報が流れ続けています。また、拡散力が他のSNSと一線を画しており。正しく扱えば、確実に貴方の認知がユーザーを介して広がっていきます。また、何かの拍子に一度バズれば、大きく貴方の投稿が拡散され。貴方のことを全く知らない人にまでも届き。自分の存在をアプローチ出来ます。……さて、それでは、これよりXの運用方法について語っていきます
X運用方法
初期準備編
Xを運用するに当たって、まず行わなければいけないのは以下の二点です。
①X運用の目的を持つ
②ポジションを明確にしよう(自分は一体何者で、どういった価値を提供するのか)
①X運用の目的を持つ。
まず最初に、Xを活用する理由を明確にする必要があります。運用の目的が、あやふやな理由だと何のために投稿するのかが分からなくなり。途中で挫折する事態に陥ります。その為、初期の時点ではっきりとした運用目的を持ちましょう。何のためにフォロワーを増やすのか? この問いに答えを出しましょう。
②ポジションを明確にしよう
貴方はXの上でどのような立ち位置でどういった価値を提供できるのかを明確にしましょう。「SE×〇〇」「営業×〇〇」「教育×〇〇」と言ったように自分の職務経験、趣味、特技のどれかを掛け合わせること独自性が強く生まれます。
アカウト設計
X運用目的とポジションが定まったのなら、次はアカウントの設計に移ります。
①アイコンの作成
②アカウント名
③ヘッダー
④プロフィールの制定
①アイコンの作成
アイコンはフリー素材や景色とか出なければ何でも結構です。自分の顔となる部分ですので特徴あるイラストなどがオススメです。AI画像生成で造ることも出来ますし。ココナラというサイトでイラストレーターに3000円から5000円ほどで依頼することも可能です。
②アカウント名
アカウント名はひらがな四文字以内がベストです。難しい漢字や特殊な漢字。長い名前だと、やりとりが煩雑となり意思疎通に隔たりが生まれてしまいます。その為、相手が覚えやすく、短い名前を心がけてください。またアカウント名の後ろに|を入れ。肩書きを加えると、貴方の立ち位置を名前から説明できます。一例、アカウント名|成長マインドに変わるコツ。アカウント名|筋トレの達人……のように肩書きを加えると貴方が何者かと説明が出来ます。ただ、フォロワーが100を越えない内は営業の肩書きは控えてください。アカウト名|AIビジネス成功方法、や、アカウト名|必ず稼げる投資方法。のようにフォロワーが少ない内から明らかな営業の肩書きを並べると、NHKの訪問員のように思われて警戒され。玄関のドアを開いてはくれません。その為、肩書きを書く際には、営業目的と思われない肩書きにしましょう
③ヘッダー
プロフィールを一言で言い表せる画像を作成してください。Canvaにて無料で背景画像を生成できますので、一度作ってみてください。
④プロフィールの制定
貴方が何者で「誰に」「何を発信しているのか」を記載してください。このプロフィール欄がXに於いて最も大事な部分です。あなたが「有益」や「共感」を伴う投稿を行った際、投稿の次に見られるのが、プロフィール欄です。プロフィール欄が「分かりやすく」「一貫性を持って」書かれており、ポストする内容とも一貫性があったら「この人のポスト有益そうだから、フォローしよう」と動いてくれます。
反対に、プロフィール欄がゴチャゴチャしていたり、ポスト内容と一貫性がなかった場合。「たまたま、有益なことを言っていたんだなぁ。フォローする必要もないか」と違う人のポストに意識が向かいます。フォロワーを確保するために、プロフィール欄は貴方が何者なのかを「分かりやすく」「一貫性を持って」書く必要性があります。途中でプロフィールを変更しても結構ですので、上記二点を意識して書いてください
ツイート(投稿編)
ツイートの下準備
貴方がツイートを伸ばす上で重要なのは、トップランカーの同業がどういったポストを行って伸びたのかを調べることです。目標とするアカウントの過去のツイートを発掘し。どのペースで、どういった層に向けて、どういった内容をポストしていたのかを分析し。伸びた要素を分解して自分流にアレンジしましょう。成長は真似から始まります。オリジナリティーを追求するのも結構ですが、私達は趣味でXをしているわけではありません。「誰かの悩みを解決し」解決の報酬を得るために、Xを運用しているのです。何も情報がなく、道しるべがないのなら、がむしゃらに進むしかありませんが、情報も道しるべもあるのなら。使うに越したことはありません。先ずは模倣から始めましょう。
模倣で型を会得しよう
ポストでフォロワーを増やすに当たっては、模倣が一番手っ取り早いです。一ヶ月間、一日30分。有名アカウントのフォロワー1000人以下の時のツイートの文章を自分なりにアレンジして作ってください。初めは、一つのポストを造るのにも時間が掛かるでしょうが。徐々にユーザーの心を掴む文やテクニック。いわゆる、「型」が見え初め。その型を自分の腑に落ちるまで模倣しましょう。初めは闇雲に竹刀を振るっている状況でしょうが、型が見えてくると徐々に文章がさまになってきます。そして型が腑に落ちると、伸びる文章を自分の中から生み出すことができ。楽しんでXを続けられます。小手先だけのテクニックだとどうしても、他人の文章に陥るため。Xに嫌気が差し。何処かで立ち止まってしまいます。そうならないために、型を身につけましょう。型さえ身につけば、テクニックは後から付いてきます
ポストは二種類で考える
ポストは「有益」と「共感」の二種類から成り立っています。
有益とは「学びになる情報」「タメになる情報」から造られており、理屈の面から相手にアプローチすることが出来ます。
共感とは「あー、わかる」「自分が思っていたことを言語化してくれた」「感性が近いから、親近感を覚える」と言った感情面から相手にアプローチをかけれます。
有益な情報は情報そのものに価値があるため、誰が言っても同じ価値しか持ち得ません。その為、一時は目に留まったとしても有益な情報だけだと人間味を感じず。違うアカウントのポストへ流れてしまいます。
共感する情報は、個人の体験や想いが籠もっていますが。無名の貴方の体験に興味を持つ人は殆どいません。ですが、共感のポストを投下すると人間味を感じます。
ほうほう、つまり、有益と共感のポストを交互に行えばフォロワーが付くということですね
割合的に言うなら有益7、共感3の割合がベストでしょう。有益な情報で自分の存在を認知させてから、共感するポストを投下して。「この人面白いかも」「親近感湧くなぁ」と思わせるのがベストです。……世の中、何でも7対3です。銀魂でもそう言ってましたので
因みに、今日の夕食、宇治金時丼は7割が宇治金時、3割がお米ですよ。トッピングでマヨネーズもついています
……さて、次のテーマに行きましょうか
ポストを造る上での思考回路
ポストを造る際には、自分のプロフィール内容と合致し。一貫性がある内容にする必要があります。投下するポストに違和感を抱いたり、ちぐはぐに感じたならば、それはぶれていることの表れです。今一度、自分のプロフィールを見直し。原点を確認してください。
自分が原点からぶれていると分かったのなら、原点に戻り。
原点が間違っていると分かったのなら、プロフィールを修正してください。
X運用して始めて分かることですが、一万人を超えているフォロワーを持つアカウントはプロフィールが洗練されており、どの投稿内容でもプロフィールに繋がる一貫性を持っています。余りの完成度の高さに気後れするでしょうが、この一万人を越えるフォロワーを持つアカウントも初めから完成したプロフィールを構築できたわけではありません。幾度も壁にぶつかりながら、何度も修正して今の完成したプロフィールへと変貌しています。ですので、ぶれていると分かったのなら見て見ぬせず。軌道修正してください。ぶれているという気づきは成長している証拠ですよ
ポストする時間帯
ポストするに当たっては、人がいる時間帯を狙って投稿する必要があります。主に人がいる時間帯としては朝6時から7時が朝のピーク。昼の12時から13時が昼のピーク。夜は19時から20時がXに人が滞在していることが多いです。ターゲットにしている層がどの時間帯にいるのかを考えてポストするとより効率的です。
例として挙げると、朝は通勤ラッシュのサラリーマンがXをみているため。転職や副業についてアプローチをかけたり、メンタルケア的な内容を投下すると伸びやすいです
リプライ、リポストの重要性
Xフォロワーが少ない状態で幾ら投稿しても拡散されません。投稿も大事ですが、まずは自分を認知して貰う為、リプライやリポストを行い。自分の存在を広めていきましょう
リプライ(コメント)を行う
リプライをするに当たって重要なのは、自分がコメントした相手が自分に興味を持ってくれるかどうかです。交流に積極的でないユーザーにコメントしても無視されますし。交流に積極的だったとしても、自分の市場に興味がなければ話が噛み合わずに終わってしまいます
誰彼構わずにコメントをすれば良いって訳でもないのですね
そう言うことです。貴方がコメントを残すのは自分を認知して貰い。あわよくばフォロワーになって貰うためです。その為には、まず、自分の市場に興味があり、交流に積極的なユーザーに近づく必要があります。では、どのようにすれば、こう言ったユーザーと出会えるのかというと、自分の競合でトップのフォロワーを持つXのアカウントを調べ。そのアカウントにコメントしているユーザーに近づくことです。
競合アカウントにコメントを残すという事は、貴方が取り扱っている分野に関心を持っており、また、コメントを残すのは積極的に交流を求めている方です。そういったユーザーがポストした場合、自分の意見を持って共感すると、貴方のアカウントに興味を持って貰えます。これを繰り返すことによって、自分の市場に近しいユーザーを囲い込むことが可能となり。自分がポストすると「いいね」やリプしてくれる関係に育っていきます。そして順当に行くと、フォロワーに繋がっていきます。
要するに下心ありきで近づくって事ですね
下心ありきなのは確かですが、重要なのは誠意を持って付き合うことです。Xに関して言えば、初めの100人のフォロワーでこれからの伸びが決定します。Xの持ち味は拡散力です。初めの100人が起点となって拡散が始まります。その為、初めの100人を適当にフォロワーに加えると拡散力が弱くなりますし。焦る心からフォロワーになったらゴールと思い込み。フォロワーの投稿を無視したり、放置していると。貴方がこれから投稿する内容も無視され。貴方の拡散に手伝ってくれません
貴方が初めにその人に交流を持とうとしたのは、その人が拡散してくれると確信したからですよね。そういった積極的なユーザーを数値として捉えてしまうと、なし崩し的に他のユーザーも数値のように扱ってしまい。拡散は留まってしまいます。小手先だけのテクニックを用いて、なんとかフォロワー500人達成したとしても、それ以上の拡散は生じず。フォロワーは増えないのは勿論。貴方が売り込みたい商品を見てくれることもなく。SNSを介してサイトに人がやってくることもありません。そうして袋小路に陥ってしまいます
下心だけではだめってことですね
恋愛と同じですよ。外見に惚れ、下心ありきで近づいても、その人の中身が好きにならないと長くは続かないものです
リポスト(引用)を行う
ある程度、リプライや投稿を行い。Xの基盤が出来てきたら。次はリポストを行いましょう。リポストをする上で大事な考えは、上位の存在に自分のを存在を広めて貰うことです。フォロワーが1000人から1万人未満の上位のアカウントに近づき。自分のコメント込みで引用リツイートします。コメントは上位アカウントが広めたいと思えるコメントを残すことが大事です。「僕が言いたいことわかってるなぁ」と思われるコメントをすると。上位のアカウントによって貴方の引用リツイートが持ち上げられ。貴方のアカウントが上位のアカウントのフォロワーの目に届きます
その際に、アカウント名やプロフィール欄が人の目を引く内容が書かれていたり、一貫性があると。名前とプロフィール欄から自分のポストを散策し。「有益」と思ってくれるとフォロワーになってくれます。フォロワーが1000人に到達するまでは、拡散力が弱いため。積極的に上位のアカウントのリポストを行い。認知を広げていきましょう。正しい付き合いでフォロワーが1000を越えると自然と人が集まる仕組み成っていますので。そこに辿り着く迄はコツコツと進めていきましょう
1日1ポストを心がける
ポストするに当たって継続が何よりも重要となります。理想的には1日3ポストですが、どうしても時間が取れない場合やポストが浮かばない場合でも1日1ポストを心がけてください。毎日、投稿することによって貴方のアカウントが生きていると判断され。ユーザーの目に留まりやすいです。また、ポストすることによってSNSの感覚が磨かれるため。錆び付かせないために1日1ポストを継続しましょう。
まとめ
WEBマーケティングを行うに当たっては、自分のサイトを持って商品を売り込む事が第一です。無料有料問わずサイトを設立したなら、長期的視点からはSEO対策を行い。キーワード検索からの流入を目論む必要があり。短期的視点からはSNSのXを用いて集客を行う必要があります。
サイト運用にあたってはSEO対策として、ユーザーファーストの読みやすい記事、ページ構造にする必要があります。また、Googleのガイドラインに沿ったサイト運営を行いましょう。売り込む商品のページである。ランディングページ作り。信用値を使うページと蓄えるページを明確に分けましょう。
Xを用いる際に重要なのは、初めの100人のフォロワーは拡散の中核を担う存在であるため。隣人やクラスメイトと接するように親しみを持って付き合う必要性があります。また、プロフィールの出来によってフォロワーの獲得が決定するので。自分は一体「どういった存在で」「何を発信するのかを」明確にしましょう。プロフィールが腑に落ちるほど作り込むと、ポストする際に自然体で画けるようになります。また、Xで伸びる型を獲得するために、自分が目指す有名アカウントの過去のツイートを発掘し。自分のプロフィールと馴染むようにアレンジして造りましょう。一ヶ月、続けていくと「その人の型」が見えてきて。伸びるツイートや共感ツイートを自分らしくアレンジして造れるようになります。
さて、以上でマーケティングの講座を終わりましょうか。後は実戦で磨くだけです。そして、実践で磨く全てはHOW TOの最後の章、EX-PDCAでかかれています。一先ず、此処までご苦労様でした。
皆さん、よく頑張りました。あっ、宇治金時丼あるので一緒に食べますか?